過多月経

月経血の量が極端に多い場合や、月経が8日以上続くことを過多月経といいます。

基準は正常な人の2倍以上の量、具体的には、2時間ごとにナプキンを換えてもショーツに漏れたり、就寝時にはいつもシーツを汚してしまうといった場合です。

また、血の中にレバーのようなかたまりが多く混じっているのも特徴。生理痛も重い場合が多く、出血多量のため、貧血やめまい、動悸などが起こることもあります。

思春期で子宮が未発達だったり、更年期でホルモンバランスがくずれていたりするのは一時的なものですが、子宮からの不正出血だったり、子宮内膜症や子宮筋腫といった病気も考えらるので、あなどれません。

検査で原因を調べ、症状に合った治療を受けることが大事。また、過多月経の人は貧血になりやすいのでレバー・貝類・ひじき・プルーンなど鉄分の多いものを多く摂るようにしましょう。

 

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